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タフで快適だけど洒落ている G-SHOCK PRODUCTSのミリタリー - G-SHOCK PRODUCTS | G-SHOCK 腕時計

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タフで快適だけど洒落ている
G-SHOCK PRODUCTSのミリタリー

G-SHOCK PRODUCTS

G-SHOCK PRODUCTS第3弾のリリースはタフなイメージの象徴“ミリタリー”。
これまでに展開したプロダクトと同様にG-SHOCKが手がける“時計じゃない”プロダクトらしいギミックが満載の同アイテムについて、商品企画を担当していただいたBEAMSの鈴木竹彦さんと一緒にご説明させていただきます。
プロが提案する今旬なミリタリーコーデの着こなしサンプルもご用意いたしましたので、ぜひそちらもご活用くださいませ!

今回はタフプロダクトの象徴
【ミリタリー】が主軸。

ーー前回のインタビューでは、G-SHOCK PRODUCTSの商品プロデュースを担当していただいている中田慎介さんにお話を聞かせていただきましたが、鈴木さんにも同プロジェクトにご協力いただいております。まずは簡単な自己紹介をお願いします!

鈴木竹彦(以下:鈴木):BEAMSの鈴木竹彦と申します! 中田がディレクターとして、僕は商品企画として参加させていただいています。お互い意見をバシバシというタイプなので、やりたいことをぶつけ合って、双方のいいとこ取りをしてプロジェクトにマッチする商品を開発しているところです。BEAMSの同期入社ということもあり、意見を言いやすい関係でもあります(笑)。

ーー中田さんにもお聞きしましたが、私どもが新たにチャレンジするG-SHOCK PRODUCTSについて初めてご相談させていただいた時の印象についてお聞かせください。

鈴木:感受性が最も豊かな青春時代を90年代に過ごしている人間にとっては嬉しい限りですよ。10代の頃から思い入れのあるブランドで、カルチャーがあるブランドなだけに、“明らかにファッションになる”と、すぐにイメージが沸きました。

ーーこのプロジェクトは、そういったG-SHOCKに思い入れの強い世代の方はもちろん、腕時計と距離のある若い世代の方にもG-SHOCKの魅力を知ってもらいたいといった思いがこもっています。それでは、今回の商品解説をお願いします!

鈴木:我々がG-SHOCKに持つ“タフ”のイメージを洋服にどう落とし込むのかの答えが《デニム》でした。そしてその次のアイテムともなれば、過酷な環境下に適応するプロダクトの象徴でもある《ミリタリー》だったんです。もちろん今回もCORDURA素材を採用しています。

ーーCORDURA素材を使用しているミリタリーアイテム、これは前回と同様にG-SHOCKと非常に親和性が高いと思います。

鈴木:我々が青春を謳歌した90年代といえば、デニムとミリタリーは切っても切り離せないキーワードですし、どちらもタフを連想するカテゴリー。しかも、90年代リバイバルが続いている今のファッションとも調和性が高いですから。

ーーつまり、ミリタリーは昨今のファッションとも深くリンクし、現代の若い方とのタッチポイントになりうると?!

鈴木:僕たちの世代にとっては、男心をくすぐるアイテムでしたが、今ではタフな要素ももちろん含みつつ、カジュアルなウエアとしてすっかり市民権を得ています。商品開発の中で様々な資料をチェックしましたが、その中でも特に印象的だったのが、若い女性の方が僕たちのイメージするミリタリーとはまた別のアプローチで、すごくオシャレに取り入れているんです。

ーー私も鈴木さんに見せてもらった海外の資料がとても印象的でした。

鈴木:非常にタイトなトップスとかなりワイドなミリタリーパンツを上手く取り入れた着こなしなどですよね。僕たち世代にはない発想と言いますか、ミリタリースタイルの新しい解釈が新鮮でかっこいいですよね。とにかく今の若い方の間でミリタリーはひとつの重要なトレンドだと認識しています。

ーー今回はアウターとパンツをリリースするのでセットアップでの着こなしも楽しんでもらいたいですよね。

鈴木:昨今は若い方を中心にセットアップでのコーディネートが盛り上がっていますからね。なので今回はセットアップコーデにマッチする、今らしいミリタリーアイテムを考えてみました。私たちが10代の頃は軍モノを上下で着ると“軍人”なんて言われていました(笑)。そうならないようなデザインを意識しています!

G-SHOCK PRODUCTS流!
気の利いたディテールワーク

ーーそれでは今回の商品の特色を教えていただけますでしょうか。

鈴木:ミリタリーといえば、MA-1やカーゴパンツといったヘリテージ感のあるものが真っ先に頭に浮かびます。ですが今回は、テクニカルな素材やデザインでスポーティーな印象に仕上げています。

ーー右腕の袖部分には、面白いディテールが落とし込まれていますよね。弊社のミリタリー好きな社員が非常に食いついておりました。

鈴木:袖口にはその下に時計が来るであろう部分にG-SHOCK PRODUCTSのアイコンでもある8角形のシリコンプレートを施しました。それとは別にミリタリーファンの方にはお馴染みのロゴをG-SHOCK PRODUCTS独自の単位として落とし込んでいます。こちらは、そういったミリタリー好きの方に楽しんでもらいたいギミックです。

ーーミリタリーアイテムといえば、元ネタのウンチクだったりだとか、プロダクトの背景にあるストーリーも魅力だと思います。このディテールはそういった部分からの着想だとお聞きしました。

鈴木:元ネタというほどのものではないですが、アメリカ軍のミリタリーアイテムとして広く知られている7段階のレイヤリングシステムから着想を得ています。これは、肌着、中着、上着など7つのバリエーションがあり、組み合わせ次第でさまざまな環境に適応できるといったもの。もちろん、そういったミルスペックのアイテムを忠実に再現した本格仕様ではなく、あくまでもタウンユースのファッションとして解釈したものですが。

ーーとはいえ、CORDURA素材を使用しているのでタウンユースだけでなくアウトドアシーンなどでも使えそうですよね。

鈴木:そうですね。デニムのプロダクトと同じく“CORDURA糸”を加えて織り上げた生地を採用しているので、摩擦や擦り切れにとても強い仕上がりになっています。今回はストレッチ性も加えているのでアクティブシーンでの活躍も期待できます。雪山登山とかになると流石に厳しいでしょうけど、高尾山くらいのライトなトレッキングにも使える仕様にはなっていますよ。

ーーボディには2種類の生地が使われていますが、どちらもCORDURA素材なのですか?

鈴木:はい、そうです。生地には強度を求める場所と可動域を必要とする場所とでナイロンリップストップとナイロンタフタ素材を使い分けています。スタンドカラーとなった襟部分には収納可能なフードが内蔵されています。

ーー前回のデニムアイテムにはG-SHOCK PRODUCTS最大のポイントとなったWatch window flapがあしらわれていましたが、今回はあえて省くという選択にしましたよね。

鈴木:あちらは堅牢なデニムだからこそのディテール。デニムは生地が硬いので袖口をきつく閉める人っていざ時計を見ようと思った時にすごくストレスになる。その点、今回は柔らかな素材ですので、そういったあしらいは必要ないと考えました。

ーーこの辺りのディテールは、次回リリース予定のアイテムにも関係してくるとか。

鈴木:そこが最大のポイントになるのですが、今後、同製品の上に着こなし可能な重量級アウターなどを展開する予定です。“レイヤリング”に重点を置くとそのデザインの必要性がなくなってきますから。

ーーなるほど。あとはG-SHOCKの時計をモチーフにした8角形のデザインを落とし込んでいただいているのもポイントですよね。

鈴木:例えばエルボーパッチだとか随所のカッティングにもそれらの要素をさりげなく取り入れています。こういった説明がないと分からないような部分ではありますが、実はそういった細部への配慮も行なっているんですよ。

ーーぼんやりと“あれ?! ミリタリーアイテムなのに何かちょっと違う”と感じていたんですが、そういった部分へのこだわりがあったからなんですね。

鈴木:パンツにもフラップポケットなど、さまざまな部分を8角形をイメージしたカッティングやパネル使いにしています。また、今回も前回に引き続きiPhoneが収納できるポケットを両サイドにあしらっています。

ーー今回は前回のCORDURA素材Tシャツのアップデート版としてロンTがリリースされます。実は私、密かに一人で実験をしまして、普通のTシャツとCORDURA素材のTシャツを同じ周期で着用してヤレ具合を検証してみたんです。もちろん結果は、さすがCORDURA素材といった驚異のタフさを実感できました!

鈴木:僕も試してみましたが、何度洗濯してもヨレが少なかったです。一般的な無地Tシャツと比較すると少し値段は高いですが、コストパフォーマンスを考えるとかなりお値打ちなのではないでしょうか。

バリエーション別の着こなし提案

ーーこういったいわゆる“シャカシャカ系”のアイテムは、今ではすっかりファッションアイテムとして定着しています。しかし、このようなスポーティなアイテムは普段使いにおいて、なかなか手が出しづらいアイテムといいますか、かっこいいけど着こなし方が難しい! といった悩みもありそうですね。何か上手な取り入れ方などありますでしょうか?

鈴木:僕たちの方でスタイルサンプルを作ってみましたので参考にしてみてください。

【STYLE SAMPLE 1】

やはり一番は、セットアップコーデがオススメ。ミリタリーアイテムですが、サファリハットやトレッキングシューズと合わせてアウトドアに出かけていただきたいですね。少し大きめのサイズ感で今っぽく着こなせば、そういったフィールドだけでなく、街着としてもシックリくると思います。モデルの身長は184cm。今回はXLのアイテムを着用してもらいました。

【STYLE SAMPLE 2】

こちらはちょっと変化球的なセットアップのコーデ。黒とオリーブって基本は相性がいいので上と下で色を分けてセパレートで合わせても面白いのではないでしょうか! 今回はアウターがXLでパンツにMサイズをセレクトしてみました。こういったスタイリングの時は、足元を細身にすると全体の収まりがいいと思います。
また、スポーティーなシャカシャカ系アイテムですが、クラークスのようなレザーシューズとも相性抜群なんです。足元にドローコードが付いているので、キュッと絞って穿いていただきたいですね。

【STYLE SAMPLE 3】

もちろん、アウターやパンツ単体で着こなしていただいてもいいと思います。今回はパンツを軸にしたコーデ。家にあるネルシャツをサラッと合わせてもすんなりハマると思います。ポイントはパンツと同様に大きめのシャツをセレクトすることでしょうか。こういったシャカシャカ系の素材は合わせづらい印象があるかもしれませんが、シャツやキャップの色のトーンを合わせれば案外と上手くまとまるハズです。

ーーこうしてスタイルサンプルを見ると、ほんとに振り幅が広いアイテムであることが実感できました。私は上下黒のセットアップにドローコードをキュッと絞ったサンダルスタイルでサーフィンに行く時に着たいと思います。

鈴木:いいですね、サーフィン。自宅でくつろいだり外出したり、そんなワンマイルコーデにはもちろんですが、ストレッチ性が高く着心地も良いので長時間の車移動や飛行機に乗るときにだって快適。CORDURA素材でシワになりづらいのでクッシュっと丸めてバッグに忍ばせておいても便利だと思います。私は旅行の際に使いたいですね。

ーー最近の東京の気候だと、中に何を着るかでも変わってきますが、11月くらいまではこちらのセットアップで過ごせるかもしれませんね。

鈴木:まだ詳しくはいえないですが、もうしばらくすると、この上に着込める重量級アウターのリリースも控えています。このプロダクトの醍醐味でもあるレイヤリングを楽しんでもらいたいですね。

次回のリリースアイテムもやっぱり面白い!

ーーこの後にリリースを控えているプロダクトについても少しお話しさせてください。

鈴木:もちろん次回もCORDURA素材を使った重量級アウターです。こちらはプリマロフトを採用しているので保温力抜群。そしてオリジナルのキルティングで仕上げたベストもリリース予定です。なので秋から真冬にかけてのトータルコーデが可能になります。

ーーG-SHOCK PRODUCTS的解釈から生まれるミリタリーバッグも楽しみにしています。

鈴木:あちらは多目的ポケットがキーとなる商品ですよね。このプロジェクトとしては初のコラボレーションアイテム。機能的でかつビジュアルも楽しめる一品に仕上がる予定です。

ーー仕上がりを楽しみにしています!

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