ランニング向けG-SHOCKはホントに便利!?
DW-H5600をライター(&市民ランナー)が検証!

ランニングやウォーキング、ワークアウトに対応する5600シリーズの進化系として誕生したDW-H5600。
本稿では、同モデルがランニングに必要な機能をしっかりと満たしているのか?
市民ランナーとして日々、RUNライフを満喫するライターが検証します!
検証者:ニッセン・シュウ
《profile》フリーランスの編集者・ライター。コロナ禍の運動不足解消の為ランニングに目覚め、ピーク時は月に400km程度を走るように。フルマラソンのサブスリー達成を目指している。
DW-5600Hとは?!
腕時計にタフネスという新たな概念を築き上げたG-SHOCK。同ブランドのスポーツライン《G-SQUAD》から登場した、アイコニックな角型デザインのハートレートモニター搭載モデル。スマートフォン連携機能も備え、多彩なアクティビティの計測からトレーニングの分析・管理まで、毎日の運動を多角的にサポートするG-SHOCKのスポーツウォッチ。
市民ランナー & ライターが見た、DW-H5600が使える5つのポイント!
① タフ&スマート! 耐衝撃構造に最新の心拍計測機能を搭載
「G-SHOCKと言えば、耐衝撃構造。そんな、タフな性能と武骨なデザインに、スマートな最新機能を備えているというギャップにグッと来ます!本体裏面の光学式心拍センサーが体内の血流量の変化を計測し心拍数を測定。また、内蔵された加速度センサーで計測した距離をスマートフォンのGPS機能で補正し、より高精度な距離計測を実現する、文武両道、才色兼備な一本と言えるのではないでしょうか!」。
② モチベが上がる、アクティビティトラッカーとしての機能が大充実
「ランニングに加え、ウォーキング、ジムワークアウト、インターバルトレーニングの4種類のアクティビティにも対応した充実の機能。ランニング時の最大酸素摂取量、心拍数、歩数、消費カロリーなどなど、リアルタイムに画面上に数値を表示してくれます。スポーツの醍醐味は自分の成長を感じられる瞬間! ランニング後も血中酸素レベル(※)や睡眠解析など日々の変化が分かりやすく数値化されていると、記録更新への向上心が湧いて来ます!」。
※血中酸素レベル計測機能は、具体的な疾病の診断をはじめとする医療機器としての使用を意図するものではなく、一般的な健康維持のみで使用されることを目的としています。
③ 昼も夜もバッチリ! MIP液晶採用のディスプレイで視覚性抜群
「画面の見やすさは大きなポイントです。特に運動中は、動きながら一瞥して情報を把握したい。ミニマルで無駄のない画面表示である程、内容が頭に入って来ます。必要な情報に絞られた分かりやすい表示なのが良い! また、暗い場所でも見やすいスーパーイルミネーター(高輝度なフルオートLEDバックライト)は、夜ラン派の市民ランナーには、かなり嬉しい仕様となっています」。
④ ソーラー充電が可能=長時間気にせず使える!
「走ることが習慣になっているランナーなら、準備万端の出がけやランニング中にランニングウォッチの充電が切れていて絶望した経験がきっとあるはずです。DW-H5600の機能は基本的にはUSB充電で駆動(※1)しますが、時計機能そのものは本体のバッテリーが切れてもソーラーアシスト充電(※2)によって維持できるので本当に助かります。毎日使う物なので、充電のストレスが少ないというのは、かなり大きいメリットです」。
※1 充電時間:約3時間。フル充電で約一週間連続使用できます(1日約1時間使用の場合)。
※2 毎日約8時間蛍光灯下の室内(500ルクス)で充電し、一週間の間に2時間晴れた日の窓際(10000ルクス)で充電した場合。
⑤ ON/OFF気にせず、ずっと付けていたいデザイン!
「このアイコニックな角型デザイン。正直に言ってしまうと、個人的に一番嬉しいポイントなのが、『かっこいい! 』という点です。運動後、私服に着替えた時、その日のファッションにランニングウォッチが毎回合うかと言うと、なかなか難しい。その点こちらは、スポーツラインながらも、周りからはいわゆる“G-SHOCK”をつけているようにしか見えません。シーンを問わずに着用できるのは嬉しい限りです」。
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それでは実際にランで検証!
検証結果をレポート!
検証結果 その1 / 画面が見やすい & デザイン以上に軽い着け心地!

「画面が不自然に巨大なわけではないのですが、表示がとても見やすく感じました。着けて走ってみて分かったのですが、大きくする数字と小さくする数字のバランスが絶妙にちょうどいいのだと思います。パッと見て必要な情報が入って来る感覚があります。また、質実剛健なG-SHOCKらしいタフネスを感じる外観で、スマートウォッチの機能も搭載してるとなると、重量感があるのかな? と少し心配でしたが、全く重さが気になることはありませんでした」。
検証結果 その2 / とにかく操作が簡単!アプリが一目で分かりやすい。
「トレーニングはカシオ専用アプリ《CASIO WATCHES》を使って管理します。僕自身いくつかのランニングウォッチを使用してきましたが、本体同様にアプリも、とても見やすく感じました。初心者にも分かりやすい表示であり、中級者から上級者に必要な情報が一目で分かるようになっています。距離・時間・消費カロリーはもちろんのこと、レースを目指してトレーニングするランナーが気になるペース、心拍数、そしてピッチ・ストライドも網羅。ストライド(歩幅)まで詳細に出してくれるのはありがたいです。トップランナーになる程、一歩の滞空時間が長くなり、ストライドの距離が伸びるようなので、これを使い始めてから、ストライドをより意識して走れています。アプリの解説YouTubeも非常にわかりやすくて役立ちますよ」。
iOS版アプリのダウンロード
https://casio.link/3Ld9Eup
Android版アプリのダウンロード
https://casio.link/3k9KXn6
※《CASIO WATCHES》は、スマホと時計をBluetooth®で接続することで、自動での時刻修正やワールドタイムの都市設定といったモバイルリンク機能が使えるほか、各ブランドの最新情報などを確認できます。
※Bluetooth® ワードマークおよびロゴは、Bluetooth SIG, Inc.が所有する登録商標であり、カシオ計算機(株)はこれらのマークをライセンスに基づいて使用しています
※Androidは、Google LLCの商標です。
検証結果 その3 / 区間ごとのデータ計測が助かる。操作も感覚的で便利!

「アプリの操作性がシンプルでとても良いと思いました。先ほどのYouTube解説は非常にわかりやすいですが、見なくても感覚的に触っていると、より詳しくデータが見ていけます。グラフのマークのタブを開くと、ペース、心拍数、ピッチ、ストライド、距離が表示され、その下に折れ線グラフが出ています。特に感動したのが、この折れ線グラフを触って右にスライドしていくと、距離に応じた数字の変化が分かるところです。地図上の表示が動くので、『〇〇メートル地点で心拍数が上がっているな~』、『ここの坂でペースが乱れたな~』、『ここからストライドが安定して来たな~』など、その日のランを振り返りながら、反省点をサッと把握できて、すごく便利だなと感じました」。
検証結果 その4 / デザインの良さが圧倒的に強いメリット!

「DW-H5600を使い始めてから、知り合いのランナーたちからの反応がとても良いんです。自分のインスタグラムで『このG-SHOCKのランニングウォッチが気に入っている!』と投稿したら、『そんなモデルあったんだ。いいね!』といった声が多数寄せられました。グループランに参加した際も、この時計がきっかけで話しかけられ、“ストップウォッチだけでなく、心拍センサーがついていて、いろんな計測データを分析できる”ことに驚かれました。ランニングウォッチは使いたいが、なかなか良いデザインの物が見つからない、せっかくなら普段も使えるものが欲しい、といったニーズを満たしてくれる一本だなと日々実感しています。そして、そんなランナーたちに、忖度なくオススメできます」。
検証結果 その5 / このモデルを使っていざ、フルマラソンへ!
「これだけ充実した機能があると、ランニングがより楽しくなりますね。ダラダラ走っていた自分ですが、シリアスランナーのスイッチが入り、レース出場への熱が高まって来ました。DW-H5600は、フルマラソンなどのレース本番でもバッチリ使えるはず。市民ランナーの一つの到達点と言われる、サブスリー(フルマラソン3時間切り)。いつかは達成したいと思っていた目標に向けて、気合いが入りました!