
2022 Apr.
WEBファッションマガジンのHOUYHNHNM(フイナム)とコラボレーションし、これからのシーズンに向けた「シャツスタイルに合うG-SHOCK、ワンランク上のコーデ術!」を人気スタイリストの荒木大輔さんに提案していただきました。コーディネートの主役やアクセントとしてG-SHOCKを使ったスタイリングは参考になるものばかりです。

Profile
荒木大輔 / スタイリスト
1976年生まれ。スタイリスト熊谷隆志氏に師事した後、2001年に独立。メンズファッション誌を中心に、広告、俳優、ブランドカタログなどのスタイリングを手掛ける。

Profile
黄田駿 / フイナム編集部
1990年、大阪生まれ。“ヒップ”をキーワードにしたファッション、カルチャー、ライフスタイルを取り上げるWEBマガジン「フイナム」編集部に在籍。プライベートでは、ゴルフを始めようと画策中。
G-SHOCK定番モデル「DW-5600E-1」の着用コーデ
オーセンティックな“DW-5600E-1”にちょっとさわやかなシャツを合わせて、遊びを効かせた夏らしいコーディネート提案。



黄田:この時計をベースとしたコーディネートのポイントはどういったところでしょうか?
荒木:時計がオーセンティックなG-SHOCKを代表するモデルで色はブラックなので、服は気持ちが上がるように色が明るくてさわやかな印象の物が良いと思いコーディネートしました。明るいシャツにあえて白いパンツで合わせ、サイズ感も少し大きめにしました。
黄田:だいぶ爽やかですよね。
荒木:そうですね。
黄田:時計がシンプルでベーシックなので服はデザインの幅も効かせやすく、スタイリングがベーシックでも良いですし、このくらい爽やかに振っても良いのですね。ストライプのシャツはなかなか着こなすのは難しいと思うのですが、他にどんなパンツが合いますか?
荒木:今回はわりと振り切って白いパンツを合わせましたが、淡いブルーだったり、明るくしていく感じが良いのではないかと思います。
黄田:なるほど。普通にデニムジーンズにこの柄のシャツや、ちょっと明るめのシャツに合わせてこの黒のG-SHOCKというのが合いそうですね。
荒木:はい。そうですね。
黄田:このコーディネートについて何かご質問ありますか?
参加者:だんだん体型が変わってきてしまい、最近は柄物の服を着る機会が減ってきてしまったのですが、柄物の服を着る時には、腕周りは抑えた色使いにした方が良いのでしょうか?
荒木:そうですね。色の使い方もそうなのですが、要素を増やしすぎるといなたさが出てきてしまうので、柄物を着た時には、ちょっと落ち着いた色のものを合わせるというのを心がけると、わりとまとまりが良くのなるのではと思います。ポイントは色を使い過ぎない事です。
参加者:なるほど。カラーリングについてすごく勉強になりました。
黄田:柄シャツを主役にして、あとは引き算をしていくみたいな感じですかね。
荒木:あとは、体型が変わりお腹周りが出てきた方への提案として、よくスタイリングを作る時に気にするのが、何処かに細い部分を作ると、スタイリッシュに見えることが多いです。例えば色んな人がいる中で、顔が小さい人は大きい服を着てもバランスが取れて見えます。ただ、必ずしもそういう人が全てではないので、例えば足首がちょっと細くなっている様なテーパードパンツを合わせると、ひざ下がスリムになっているのでスタイリッシュに見えます。コツとして、全体の何処かにシュッとした細くなる部分を作るとまとまりやすくなります。
参加者:なるほど。
荒木:今回のスタイリングでは白のストレートパンツを合わしていますが、ちょっと裾が細くなっているパンツを合わせるとか、太いパンツでもロールアップして足首の細い部分を出してあげるとか。一概にそれがはまるかは実際にやってみないと分からないですが、参考にしてもらえたらと思います。
参加者:ありがとうございます。とても参考になります。
フルメタルモデル「GMW-B5000D-1JF」の着用コーデ
シルバーのフルメタル”GMW-B5000D-1JF”が引き立つオールブラックのコーディネート提案。



黄田:このコーディネートのポイントは、やはりメタルが引き立つようにということでしょうか?
荒木:そうですね。時計の存在感がすごく良いので、これをいかに引き立てるかという事を考えて、全身黒でスタイリングを作ってみました。
黄田:本当にこのオールブラックのコーディネートにこのメタルの相性はすごく良いですね。
荒木:メチャクチャ格好良いです。
黄田:オールブラックのコーディネートはどうですか?
参加者:黒い服はたくさん持っているので、とても参考になります。ジャケットやスーツにも合いそうですね。
荒木:そうですね。スーツの手元にも合うこの時計は、スタイルを選ばなく多用途で使えるアイテムだと思います。
ミリタリーカラーをベースにした「DW-5600M-8JF」の着用コーデ
爽やかな白いウエスタンシャツにグレーの”DW-5600M-8JF”を使ったコーディネート提案。



黄田:爽やかなコーディネートですね。
荒木:先ほどのオールブラックのコーディネートでは、シルバーを際立たせるように合わせましたが、逆にトーンを合わせてワントーンでまとめた感じのイメージでコーディネートしました。時計自体がすごく上品なグレーなので、そこを最大限活かしたいと思って、真っ白のシャツでも良かったのですが、ちょっとアイボリーのシャツに合わせており、インナーもわりと近いトーンのもので合わせました。なるべくカラー要素を削って上品に作りました。
黄田:なんとなくのイメージですけど、いわゆるモテコーデってこういう感じですね。
荒木:そうですね。男性の我々が考えるモテコーデはこういう感じかなっていう気がするのですけど、実際女性はどう思うのか、ちょっと分かんないところでもありますが・・・。
黄田:シルエット的にもオーバーサイズもやはり未だに継続ではあるのですが、割と今シーズンぐらいからこの様なスマートでシャープなスタイリングも個人的にはすごくいいと思います。
荒木:私もそんな感じがします。
参加者:普段結構シャツを着る事が多いのですが、持っているG-SHOCKがわりと平たいタイプなので、シャツに呑み込まれてしまうことが多くて。先ほどのオールブラックのコーディネートの写真でリブの上からガッツリ巻いているのは良いと思ったのですが、なかなか挑戦する勇気がなく。
黄田:私もこの撮影の時にリブの上から巻くのは結構ありだなと思いました。
荒木:そうなのですよね。こういうのもアリかなと思い提案させてもらいました。私も今日着ているシャツが大きいので、袖口が手にかかってしまい時計が隠れてしまうので、ロールアップして時計を見せています。これからの季節はだんだん暖かくなので、ロールアップも良いのかと思います。
参加者:参考になります。
黄田:袖をロールアップするのは、先ほどお勧めして頂いた体の細いパーツを見せるのに通じるところがありますね。
荒木:確かにその通りですね。
新発売のスマートフォンリンクとタフソーラーを搭載した「GA-B2100C-9AJF」の着用コーデ
ブルーのストライプシャツにカラフルなイエローの”GA-B2100C-9AJF”を使ったコーディネート提案。



黄田:カラフルな色の時計を使ったコーディネートですね。
荒木:そうですね。このイエローの時計にブルーのストライプのシャツを合わせました。
黄田:イエローって難しいアイテムなのかなと思ったのですけど。
荒木:そうですね。ポイントとしては、実はこの時計の中にBLUETOOTHのデザインが中に入っています。このブルーがすごく綺麗で相性が良いと思って、それでこの青いシャツがピンと来て合わせました。
黄田:結構細かい所ですね。
荒木:そうですね。意外とこういう小さいところの色を拾って合わせるコーディネートは相性が良く、合わせやすくなることがあります。
黄田:このTシャツのプリントはオレンジですかね。ビビッドな色が入っていますね。
荒木:はい。その辺もビビットな色合いの時計にリンクさせています。
黄田:ちなみに、黄色に黄色を合わせるのはどうなのですか?
荒木:あんまりベタに黄色に黄色を合わせると主張というか強さが出過ぎて、黄色の人みたいな感じのキャラクターっぽくなってしまうので、なるべくさりげなくいく方が良いと思います。
黄田:黄色を拾うのであれば、表面積をちょっと小さいところで合わせるのがポイントなのですね。例えば靴下に黄色入れるとか。
荒木:Tシャツのグラフィックにちょっと入っているとか。
黄田:チノパンに白シャツ、黄色の時計でもオシャレですね。
荒木:そうですね。アクセントになって良いですね。
黄田:この様なカラフルな時計は皆さんお持ちだったりするのですか?
参加者:あります。私も黄色いモデルを持っているのですが、これは来月発売されるモデルですよね?
G-SHOCKスタッフ:よくご存じですね。昨日発表した新モデルになります。
参加者:今日もホームページで見たのですが、これいいなと思っていて。黄色の時計を持っているのですが、どちらかというとマスタード色なのですよね。この黄色は明るい色なのですか?
G-SHOCKスタッフ:はい。原色に近く結構明るめの色になります。ぜひ店頭に並んだ時にはご覧いただければと思います。
荒木:この黄色は肌になじみやすい色なので合わせやすいと思います。カーキとも相性が良いですね。ベージュ系にも合いますし、意外と取り入れやすい色だと思います。
HOUYHNHNM(フイナム)と荒木大輔さんとのコラボレーションでつくり上げたコーディネートは、参考になりましたか?シンプルなデザインはもちろん、カラフルな時計を合わせるときのテクニックなど、今すぐにでも真似できるコーデ術が満載でした。お手持ちのシャツとG-SHOCKを組み合わせて、春・夏のファッションを大いに楽しんでください!
G-SHOCKファンプログラム事務局