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G-STEEL GST-B1000は、「スタイリッシュで無駄のないフォルム」と「メタルが放つ上質な光沢感」の両立を目指し、初代モデルDW-5000Cの精神を現代的に再解釈したタイムピースです。ここではGST-B1000が取り入れた、洗練された造形美を目指したデザインの細部に宿る美学に迫ります。
 
			<デザインコンセプト>
01
Origin DNA
初代モデルの精神である「タフネスと機能美」を継承し、それを現代の価値観と技術で再解釈し「普遍的な美しさと実用性」を実現すること。引き算の美学を起点に、極限まで要素を削ぎ落としながら、G-SHOCKの本質を宿す洗練されたミニマルデザインであること。
02
Finish
パーツごとに緻密な仕上げを施し、フォルムの美しさを際立たせること。また、磨き分けによって連続する面を描き出し、なめらかで一体感のあるメタルの質感を際立たせること。これにより、現代のあらゆるシーンに溶け込む上質で存在感のある佇まいを表現する。
03
Sharp Edge
フォルムに緊張感を与え、シャープな表情を生み出すこと。
磨きの技法を駆使し、視覚的にも鮮明なエッジを際立たせ、唯一無二の存在感へと昇華させる。
 
			G-STEEL GST-B1000
1. 初代モデルのDNAを継承する
 メタルウオッチGST-B1000。
G-SHOCKらしさと、新しさのバランス
開発するにあたり「新たなユーザー層との出会い」をテーマに掲げました。従来のG-SHOCKといえば、力強く重厚なデザインが特徴的ですが「どこまで『G-SHOCKらしさ』を残しつつ新しさを盛り込むか」。それは、デザイナーの新たな挑戦でした。国内だけでなく海外ユーザーからも幅広くヒアリングし、世代、ライフスタイルの違いを超えて受け入れられる絶妙なバランスを探りました。とくに、社会に出たばかりの新たなステージに進む人たちが、初めて選ぶ本格的なメタルウオッチとして、オンでもオフでも使える「ちょうど良さ」を大切にしています。
ミニマルデザインへの挑戦
サイズ感やウェイトは、無駄を削ぎ落とし最適化。全体のデザインはフラットな面構成を基調に、あらゆるデザイン要素を絞りこみ、軽やかで洗練された印象に仕上げました。ベゼルからは、あえてブランドロゴすら大胆に排しました。「刻印がないのは本当に大丈夫なのか?」という問いすら、新たな挑戦への確かな一歩となりました。
 
			2. 初代モデルのDNAを継ぐ。
 
			タフネスの継承
初代モデルDW-5000Cのスピリット「タフネス」はG-STEEL GST-B1000に息づいています。DW-5000Cをパーツ単位で解きほぐし、その耐衝撃性能を一つひとつ検証。数多くの試作と改良を重ね、機能美としてのタフさを受け継いでいます。
 
			八角形に込めた美学
初代モデルの特徴である八角形ベゼルとケースサイドの溝も、DNAとして大切に継承。特徴的なフォルムやディテールの一つひとつに原点の美学を感じさせます。
 
			レッド・ブルー・イエロー
初代モデルに採用されていた、挑戦し続ける情熱を意味する「レッド」、高い防水性を表す「ブルー」、ショックレジスタントを意味する「イエロー」。この3カラーを、針や機能表記に再現。さりげない遊び心と原点へのオマージュを込めた仕上がりとなっています。
3. オンとオフを横断する、
 オールラウンドタイムピース。
G-STEEL GST-B1000は、G-SHOCKらしい力強さとメタルウオッチならではの知性と洗練を兼ね備えた「オールラウンド」なバランスが魅力です。Tシャツからスーツスタイルまでさまざまなシーンになじむ、枠にとらわれない自分だけの表現を楽しめます。
Ⅰ. Urban Scenes.
 
			 
			計算し尽くされた、理想的プロポーション
スタイリッシュで無駄のないフォルムかつDW-5000Cらしさを両立するために、何度も試作を重ね理想のサイズとウェイトを追求。ケース径44.2mm厚さ11.6mm、重さ118gの軽やかさに。また、パーツ一つひとつを薄くするだけでなく、裏蓋ケースの縁を斜面化し引き上げることで、スリムな印象に。さらに、腕との接地面が少なくなるため、快適な装着感も実現しています。
1枚目:試作段階のバンドサンプル
2枚目:試作段階のベゼルサンプル
仕上げの美学と均衡
スタイリッシュな造形と美しい仕上げの両立を目指し、磨き上げにも拘りました。ベゼルは、直線と円形のヘアライン、平滑なミラー仕上げを織り交ぜ、コンマ数ミリ単位の精度で調整。バンドは、横方向のヘアラインとミラー仕上げのコントラストが、端正なエッジラインと質感を際立たせています。りゅうずは、ヘアライン仕上げをベースにミラー仕上げを組み合わせ、上質さと表情の変化を表現。形状はベゼルの胴体部分と対を成す八角形にすることで、指がしっかり掛かる操作性とデザイン性の両立を実現しています。
わずかな磨きの差が全体の印象を大きく左右するため、卓越した製造技術とデザイナーの審美眼が求められます。
Ⅱ. Outdoor Scenes.
 
			 
			耐衝撃性と遊び心
メタルベゼルが外部からの衝撃をしっかりと受け止め、カーボンファイバー強化樹脂製のケースが繊細なモジュールをしっかりと守る設計がされています。ラグ部分にはウレタン樹脂の耐衝撃パーツを組み込み、腕時計落下時の衝撃吸収性とバンド接合部の連結強度を高めています。さらに、原点モデルを彷彿とさせる鮮やかなレッドのカラーリング(※GST-B1000D-1AJFのみ)を施し、原点のタフさと遊び心を同時に表現しています。りゅうずやボタンは突出しすぎず、それでいて耐衝撃性と操作性も損なわないよう細部まで設計されています。
装着性と視認性
これまでストリートカルチャーの影響が強かったG-SHOCK2100シリーズから一歩進み、どんなシーンでも確かな時間を刻める「普遍的なデザインと実用性」を重視。その一つとして「視認性」に大きなこだわりがあります。時分針を長く設計することで、直感的に読み取れる視認性を実現しています。蓄光を練り込んだ衝撃に耐える樹脂製インデックスは、表面に施した蒸着膜をレーザーで剥離する手法に。これにより暗所でも一際光る視認性の高いフェイスデザインを実現しています。バンドは耐衝撃性を保ちつつ、各コマのクリアランスを極限まで追い込み、圧倒的な密度感を追求。どんな手首にも自然に馴染む快適な装着感を可能にしています。
4. 境界を超え、時代をつなぐ
新たなタイムピース。
「どこまで既存のG-SHOCKらしさを残し、どこまで新しさを表現するか」――その加減は限界まで追求。初代のDNAを受け継ぎながら、次代へ向けた新たなスタンダードを提示する新たな挑戦となりました。手にしたすべての人が、オンもオフも世代も超えて自分らしく楽しめる。そんな時代にふさわしい「オールラウンドタイムピース」として、これからのライフスタイルをシームレスに体現します。
CARBON CORE GUARD /
 Bluetooth® / TOUGH SOLAR
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