刀剣に宿る匠の魂を形に。
伝統と革新を融合した特別仕様。

刀匠・上山輝平の手による「重力丸-燦-」の刀身をイメージし、その美しい刃文をベゼルで表現しました。上山氏の直筆意匠をもとに、64チタンと純チタンを積層造形、高温高圧で圧縮加工した後、ベゼルの形状に切削・研磨・再結晶化処理することで、2種類のチタン素材が織りなす独特の紋様を生み出しています。さらに、ケースにも再結晶化処理を施し、刃文に見られる沸（にえ）のイメージを表現しました。

※製造上の理由により、ベゼル、ケースの紋様には個体差があります。

※製造上の理由により、仕上がりには個体差があります。

「重力丸-燦-」の鞘に施された青貝^※1の装飾美を、製作を手がけた伝統工芸士・野村守氏によるオリジナル意匠を用いて表現。見る角度により色彩が変化する鮮やかなテクスチャーを、独自の構造色技術（特許出願中）で実現しました。ミクロン単位の加工を施した素材表面の微細構造に光が反射することで美しい発色を生み出します。微細な表面形状を傷付きから保護するため、素材に純チタンの約3倍の硬度を持つDAT55G^※2を採用。さらに、DLCコーティングで耐摩耗性を高めました。

※1 青貝：鮑貝、夜光貝、蝶貝、孔雀貝など、青貝とよばれる素材を使った螺鈿細工。
※2 DAT55G：DATは、大同特殊鋼株式会社の登録商標です。