防水性の確認について
DW-6300はダイバーズウォッチのため、本来はISO準拠の防水検査(※1)を行いますが、本サービスにおいては、
エアリーク検査(※2)による20気圧の気密確認とさせていただきます。
ご返却後は、通常のG-SHOCK同様にご使用いただけますが、ダイビングでのご使用はおやめください。
また、生産後、相当の年数が経過しており、機能維持が困難となっていることも想定されます。
返却後の機能の保証は出来かねますので、ご使用にあたっては、他の機器も併せて携行いただくなどご配慮ください。
※1 ISO準拠の防水検査:
水中でISOにて規定された時間、圧力の加圧/減圧を行い、内部への入水有無を確認します。
※2 エアリーク検査:
装置内で空気を用いて加圧し、時計内部の空気漏れの有無を確認します。(空気加圧歪測定法による確認)水への浸漬は行いません。
※背景
レストアサービスにおいては、通常の修理とは異なり「お客様が思い入れのあるG-SHOCKを再び時計のかたちに戻す」ことをコンセプトに可能な限り、お客様の思い出が残る部品を活かしながら、従来の姿に戻したいと考えております。
ISO準拠の防水検査を行うには水中での加圧が必要となりますが、ケースや裏蓋の傷み、錆、腐食により防水性が
損なわれている場合もあります。万一、時計内部へ浸水し内部回路が破損してしまった際に本モデルは発売からの年数が経過し補修用部品の在庫がないことから、
機能部品の修理が行えず、お客様の大切なG-SHOCKが直せなくなってしまう懸念があります。
作業は細心の注意を払って実施いたしますが、不測の事態はないとお約束できるものではないことから冒頭の対応とさせていただく次第です。何卒、ご理解賜りますようお願いいたします。